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― 現代詩フォーラム選集 ―

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こいびと
私の手を引いて
どこまでも私を連れ去ろうとする
まるでその長い髪は
風を受けて
海を渡るかのように
肌からはいつも異国の潮の香りがして
午後には防波堤に接した
カフェでランチを
そして
男たちがうらやましがる
貴方の乳房を私はじっと見つめる

ジェーンバーキンの様な瞳の奥から
私をくしゃくしゃにつかんで
どこまでもとおく放り投げる

私はとても
貴方の唇が好きだ
まるで時よとまれ、と言いたくなるように
いつもしっかりと結ばれた唇には
私以外が誰も知らない秘密が隠されている
私がその秘密に触れる時
女友達はゆっくりとくだって
私と一緒に海になる

あなたはとてもうつくしいので
わたしのしらないことをおおくしっている
だけれどもあなたはとてもさびしがりやなので
いつも午後に私を誘いにやってくる
そのジェーンバーキンの様な瞳の奥で
あなたはいつも何を見ているのかしら?

女友達が今日もやってくる
そして貴方は私にその唇で
小さな秘密を一つ一つ語ってくれる

あなたはわたしのこいびとだ







            作/荒川陽子 さん
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