03
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
calendar_bottom
RSS | ATOM | ADMIN

― 現代詩フォーラム選集 ―

毎週木曜日更新予定。

当サイトはリンクフリーです。
<< ラモーナの月 | main | 流れる >>
ENTRY TOP
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク | - | - | -
ENTRY BOTTOM ENTRY TOP
沢田さん
近所の沢田さんは20年間
ずっと立ち話をしている
「立ち話もなんですから」と言っても
立ち話をやめてくれない
深夜 話し相手がいない時は
電柱やポストや犬と立ち話をしている

そんな変わった沢田さんではあるが
私は沢田さんを避けたりはしない
ひまを見つけては
沢田さんと立ち話を楽しんでいる
沢田さんと話していると救われるのだ
初恋の人や優しかった時の父や母
子供の頃の友達やお世話になった先生と
会っているような気分になれるのだ
沢田さんは ひとりなのに


沢田さんは今日も
台風が近づく中
立ち話をしている
こわれた
私の心の中の街角で
ひとり



       作/風見和尾 さん
フォーラム選集 | 薦/清野無果さん | comments(0) | -
ENTRY BOTTOM ENTRY TOP
スポンサーサイト
スポンサードリンク | - | - | -
ENTRY BOTTOM
COMMENT TOP
Comment
コメントする









COMMENT BOTTOM