03
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
calendar_bottom
RSS | ATOM | ADMIN

― 現代詩フォーラム選集 ―

毎週木曜日更新予定。

当サイトはリンクフリーです。
<< 流れる | main | のまど >>
ENTRY TOP
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク | - | - | -
ENTRY BOTTOM ENTRY TOP
神君徳川いえやす公
いえやす公
幕府をひらいてください

いにしえということばがすっかりと
きえさったあとで誰もが
赤いカーテンや黒いカーテンのむこうで
からごころのうたをうたっています

しかたないのでぼくたちは
石竹でつくられたさくらの顔料の
女の肌をみつめながら
たたきつけられた
きえいるくろがねのひびきが
急転下して流麗になる計算された
さけびのなかで
恋のうたをうたっています

それでもぼくたちは
ほんとうに日輪の子だったのです
おや孝行と学問にはげむ
りっぱなさむらい大将です

東照大権現
いえやす公よ来てください
やさしさとは天下泰平です
厭離穢土です。
どうしようもなく田舎めいた
泥の中でふとった百姓どもが
卑猥なうたをうたいつづけるような
そしてむらはずれの処刑で笑い
子供がうまれても笑う
ひとがわらいつづける種類など
きっとどうでもよく
わらいつづけてみんないい

なるべく人も殺さず
なるべく戦争もせず
しかたがなくやるときは
正々堂々たたかって
大日本六十余州をなかよしで統一し
大世界二百二州に徳を充たす
それがほんとうの徳川です

ああいえやす公
突撃してください






     作/構造 さん
フォーラム選集 | 薦/清野無果さん | comments(0) | -
ENTRY BOTTOM ENTRY TOP
スポンサーサイト
スポンサードリンク | - | - | -
ENTRY BOTTOM
COMMENT TOP
Comment
コメントする









COMMENT BOTTOM