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― 現代詩フォーラム選集 ―

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流れ
今朝の珈琲未だ渦巻いていた


       この病気は渋滞だわ
       あのトンネルに吸い込まれたいがため
       誰もがハンドルを握るのだわ
       堅いシートはお尻の形にくぼみ
       ひとつぶひとつぶ汗を吸収し
       鋼の道路へタイヤの跡をスタンプしてく
       乾いた軌跡を見たいから
       窓から下方を凝視する癖


 山は 濃い緑色に ところどころ露見した柔はだを雲が翳め おひさまを隠した


       やがて四方を覆う密閉容器に流し込まれ
       脳裏に焼きつくオレンジの蛍光灯が
       わたしの生きる証なのだとしたら
       迫ってくる陽の光それはただの通過点なのだとしたら
       小さなものものをより一層強く掌握して
       巡ってゆかねばならぬのか


 薄緑の台地 牛馬は餌を食み 歯間に挟まる小花に舌打ちして 土を踏み鳴らす


       自然がありあまる上を通過したからって
       ありがとうとは思えない
       なだらかにあがっては下がる赤いブリッジの流麗さが
       突如現れたからといってただの感動に置き換えるわけに
       行かない
       旅の途中であなたがより一層強く舵を取るのは
       無数の感激たちに押しつぶされぬ為

       いつかは腐る 思い出たちよ





              作/名ナ。 さん
フォーラム選集 | 薦/葛西佑也さん | comments(1) | -
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管理者の承認待ちコメントです。
| - | 2007/09/15 7:38 AM |
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